初めての外来化学療法を終えたこの日。
夕方4時から、始まったのが、
介護会議。
正式名称が何かは知らない、
在宅医療が始まるにあたって、関わる全ての人が集まった。
会議を開いたのは、
担当となったソーシャルワーカー。
40前の男性の方。
訪問診療から、在宅医療の主治医になってもらう先生と看護師さん。
訪問看護の看護師さんが2人。
訪問介護ステーションから2人。
今後薬を届けてくれる、
薬剤師の先生が一人。
介護保険でのレンタル会社の人が一人。
大勢の方が家に集まり、話が始まった。
初めての外来化学療法、
車移動も体に負担をよりかけていて、クタクタを通り越して、ぐったりしていた。
体調が悪いのは、誰か見ても明らかな状態。
挨拶をしたぐらいで、話し合いには参加する事は無かった。
何を話しているか、耳を傾ける事も出来ないぐらいの体調。
会議は、ほどなくして終わっり、帰っていた。
癌の再々発、
余命宣告を受けて、自分の意思を超えて在宅医療の環境が整えられていった。
非常にありがたい事。
既に介護保険を使って介護ベット等はレンタルしている。
在宅医療が始まった。