1月10日の手術で、顎の骨を割って観音開きにし、
プレートで骨を固定した。
だが、術後感染症になった。
顎の骨を固定しているプレートが感染しているとの事で、
プレートを除去する手術を受けた。
プレート抜きで、顎の骨を固定するする為に行われたのが、
顎関固定だった。
その固定を、上下歯の根元の針金は残しているが、
その根元の針金どおしを繋いでいた針金を、3月16日に外した。
顎関固定は、解除された。
なにせ、放射線治療を受けているので、不安ではあったが、
2か月半、顎関固定されていて、顎の骨はどうやら繋がったようだった。
でも、新たな問題が発生している事には、直ぐに気が付かなかった。
自覚症状が無かったから。
それに気が付いたのは、嚥下リハビリが始まってからだった。
嚥下リハビリでは、ゼリーをほんの僅かな量をスプーンで取って、
口内に入れる。
そのスプーンが口内に入らなった。
口は、目いっぱい開けてみても、入らない。
何とか、スプーンの先だけを、口内に入れてゼリーを入れる事が出来る。
原因は、顎関固定されて、
二か月半動かさなかった顎の筋肉が固まってしまった為だった。
口を思いっきり明けても、1センチ開くかどうかだった。
そして、固まってしまった顎の筋肉に対するリハビリも始まった。