この日(2020年7月1日)、ずっと所持していた、ロードバイクを手放した。

 

ブログのタイトルにサイクリストとつけているように、癌以前の趣味のひとつが自転車だった。

 

30代になってから、通勤の手段のひとつとして使いだした。

勿論子供のころから、大学生時代も、自転車は使っていた。

その頃は、ママチャリだった。

 

30代からは、まず電動自転車

慣れてからは、クロスバイク

クロスバイクとは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間のような自転車。

 

そして、どんどんと自転車に、ハマり今回手放した、ロードバイクにも乗るようになった。

 

2012年、ロードバイクは、コルナゴのCLX2.0

クロスバイクが、6万円だったのに対して、購入したロードバイクは、色々込みで40万円!

 

ロードバイクは、車体も軽く、想像以上に長い距離を走れた。

クロスバイクとロードバイクの二台体制になっていた。

 

2016年9月に、ステージ4の癌が発覚してからは、

ロードバイクには、一度も乗っていない。

自転車に乗った記事はあるが、それはクロスバイク。

 

ロードバイクは、乗車姿勢が、かなり前傾になってしまう。

クロスバイクも、前傾姿勢だが、ロードほどではない。

そのクロスバイクの前傾姿勢でも、首を上げて前を向くのがなかなかつらい。

そして、自転車に乗ると、胃ろうが、血だらけになって、痛む事に。

通常時に戻るまで、一か月近く掛かってしまってから、自転車には載っていない。

 

2018年ぐらいには、ロードバイクを売却しようかと悩んだ。

でも、売却する気持ちになれずに、部屋の中に置いていた。

申し訳ないが、死んだあとに処分してもらえればいいやと、所持し続けていた。

 

最近、心変わりをした。

恐らく、両親にロードバイクを売却する考えは無いだろうし、頼んでもやれないだろう。

粗大ごみに出される事になるなぁと考えた。

 

だったら、お金をだして粗大ごみに出すよりも、今のうちに、自分の手で、売却しようと。

 

そして、今日、自転車買取を行って、ロードバイクを手放した。

買取価格は、7万円になった。

 

手放した時に、感じたのは、意外にもすっきりした気持ちだった。

手放して、悲しいかなと思っていたので、意外だった。

 

 

昨日と今日は、

家で、トイレに行くときたびに、

ロードバイクを置いていた場所が、空白になっているの見る。

そのたびに、少しだが、毎回寂しいなぁと思いがある。

 

 

自転車に、乗る事自体は、まだ諦めていない。

ほんの少しでいいので、自転車に乗りたい爆  笑

前傾姿勢にならない、ママチャリなら、首の負担も軽く、

距離も少なければ、胃ろうに負担も掛からないのではと、想像して

ママチャリタイプの自転車の購入を、現在考えていたりします。

 

そして、クロスバイクは、買取できないので、まだ所持しています。