この日(2017年12月29日)の夜。
大学病院の先生から電話があった。
今まで一度も電話で話したことが
無かったので電話に出て驚いた。
先生は、
「手術を一刻も早く受けた方がいい。」
と話をしてくれた。
もし主治医が同じ立場だったら、
手術を受けるというような内容だった。
そして驚いたのは、
PET検査と手術の日程も、
具体的に提案もされたからだ。
PET検査は大学病院では空きが無く、
別の病院で2018年1月4日。
手術日は2018年1月10日。
最短で受けられる日程を
調整したとの事だった。
今日からわずか12日後に、
手術を受けるという決断を直ぐにでも欲しいと。
直ぐに決断しなければならないほど、
時間との闘いだと。
手術するかどうか持ち帰ってから、
わずか一日で先生から直接電話だ、
手術するかどうかの返事は
来年返事を使用ともともと考えていた。
こんなにも直ぐに電話して貰えて、
先生が患者に真摯に向き合っているんだと生意気にも思ったし、ホントに命の危機が秒単位なのかとも感じた。
それほど一年以内の再発がヤバイのかとも。
一患者である自分の命も、
大事に思ってくれているんだとも。
そして事態は一刻の猶予もないぐらいに切迫している事も、感じさせられた・・・・
先生の話を聞き終えて、
「手術を受けます。
宜しくお願い致します。」
と言っていた。
10時間を超える大手術。
喉に障害が残る事。
一番大事なのは癌を取って、
生き延びるチャレンジする事をこの日決める事になった。
決断したというよりも治療するには
それしか手段が残されていなかった。
治療の選択肢がある事への
感謝の気持ちをこの時は分かっていなかった。
そして喉は日に日に
更に痛むように・・・・
近所の可愛いワンちゃん。