この日(2017年12月28日)に、再発が告知された。

 

再発が辛いのは、あの治療の日々が無駄だったのかと自問自答してしまう所。

 

 プラチナ製剤である、副作用が最強クラスの抗がん剤シスプラチン

 

 約三か月前賭け、皮膚が焼き爛れた放射線治療

 

 初めて体にメスを入れた、頸部リンパ郭清術

 

 それぞれの治療による副作用。

 

それらをやっと超えて迎えた、経過観察だったのだが・・・・

経過観察の日々は、あっという間だった。

 

そして、頭に浮かぶのは、良くない事。

 再発する人は、一年以内が多い。

 亡くなる人も、一年以内が多い。

共に、先生から聞いたわけじゃないので、そんな事は無いのかもしれないが・・・

 

死が目の前に来ていると、考えてしまう。

死神が、目の前五センチにいて、じっと見られているような感覚。

 

 

手術を受けるかどうかの返事もしなければイケないが、10時間を超える手術にビビッていた。

手術を受ければ、癌がどうなるかは置いておいて、喉に障害が残ってしまうのもある。

 

 

喉は、何もしていなくても、痛むようになってきていた。

 

 

夕食は、12月3日に行ったラーメン屋に行く事にした。焼き鳥が美味しかったお店に。

喉の痛みもあり、最後に食べてれるうちに、食べておきたかった。

 

ラーメンと焼き鳥を、この日も食べる事を、出来た。

美味しかったはずだが、この日の味は全く、覚えていない。

 

そんな夜だった。