この日(2020年5月21日)は、大学病院にて抗がん剤治療

 

入り口で、検温してから院内へ。

 

今日も、大学病院は、いつもよりも人が少ない。

 

まず、採血

 

その次は、心エコー検査

心エコー検査は、まあまあ時間が掛かる。

 

心エコー検査が終わって、耳鼻咽喉科の受診へ。

待合スペースで待っていると、看護婦さんが名前を読んで自分を探している。

 

看護婦さんに、自分ですと伝えると、

看護師さん 「採血をもう一度させて下さい。」

 

頭が「??????」と、混乱した。

 

話を聞くと、採血したが、細胞が壊れていて、調べられないとの事だった。

血液にどんな問題があったのか不安に陥り、細胞が壊れているとはどうゆう事かを聞いた。

 

看護師さん 「○○さんに問題があるわけじゃないんで、心配しないで下さい。

         採血にて不手際で、稀に起こるんですが、検査に必要な細胞が、

         壊れる事があるんです。

         もう一度採血して、急いで再検査しますので。」

 

採血の不手際と聞いて、不安からは立ち直った。

 

再度、採血してもらう事に。

抗がん剤治療用に、採血して、チューブが右腕に付いているが、

それは、使えないので、左腕に、再度注射する事に。

 

それが、なかなか上手くいかずに、三回目の注射で、やっと成功。

 

採血の不手際で、細胞が壊れるって、後でネットで調べても該当は見つからなかったが・・・

看護師さんが分かりやすく、かみ砕いて言ってくれていたのかも。

 

再採血が終わって、30分後に、診察室に呼ばれた。

 

血液検査は問題なく、抗がん剤治療は、受けられると。良かった。

 

そして、

二週間前に、起立性低血圧で、完全に気を失って倒れた事を話した。

いまだに、たんこぶがある事も話した。

 

先生は、たんこぶを確認した。

結果としては、様子見となった。

 

記憶症状や、認知症のような症状がでる可能性があるが、

自覚症状での発見が、難しい。

 

なにか変化が、もしも、出たら、その時に詳しい検査をしましょうと。

 

何らかの様子見というのには、癌になってからは良くある事なので、

先生の言葉を、静かに受け取った。

 

 

抗がん剤治療は、今回も外来化学療法室ではなくて、入院病棟で受けた。

前回みたいに1時間、待たされる事もなく、直ぐに始まった。

 

看護師さんに、コロナ対策で行われている外来化学療法室の三密対策の今後について聞くと

「来月からは、外来制限も終わります。入院病棟も埋まりますので、通常通りに戻ります。」

との事だった。

 

来月からは、外来患者数も通常に戻る。

 

少ない方が、待ち時間が少なく助かるが、治療を延期された方々もいるだろう・・・

知らない所でも、治療を受けられない治療難民もいたのだろう・・・・

そう考えると、大学病院が、通常に戻る事が出来て良かったなと思う。

 

抗がん剤治療が、無事に終わり、もう一つ診療科を回ってこの日は終了した。