それは、思いもよらないタイミングでやって来た。

 

経過観察の終わり。

 

 

今日(2017年12月15日)は、大学病院(耳鼻咽喉科)での定期受診。

前回が11月17日なので、約一か月ぶり。

 

経過観察になってから、毎回不安を抱えながら受けに行っていた定期受診。

 

ただ、この日は、行く必要すらないのでは考えていた。

それは、二日前に放射線科を受診し、問題ないと言われていたから。

 

そんな気持ちで、喉のスコープ検査を受けていた時に、

先生の様子が変わった・・・・・

 

先生「癌があった部分より出血しています。 

再発の可能性があります。」

 

血の気が引いた。

一気に地獄へ落ちた。

世界が真っ黒に変わった。

 

何も言えなかった。

先生に質問する事も出来なかった。

 

先生「生検をしましょう。」

 

麻酔スプレーを喉に吹きかけ、器具を使って喉の再発が疑われる個所から、組織を取った。

 

MRI検査は、12月26日に決まった。

 

部屋を出て、早めに親に電話した。

再発が疑われて、検査になった事を伝えた。

 

何故再発したのだろうと、悪かった事があるのではとか、

昨日、歌を歌った事が悪かったのかと、意味の無い事を考えた。

混乱していた。

 

生検とMRI検査の結果は、12月28日。

大学病院の年内最後の受診可能な日。次の日からは、大学病院も休みとなる。

 

 

2017年6月30日から始まった経過観察は、半年持たなかった・・・

 

頭に浮かんだのは、

「再発する人は、

一年以内が多い。」

 

でも、微かに12月28日に再発ではありませんと言われる事を願ってはいた・・・・・、