退院してから、次の外来まで、やりたい事をやった日々だった。

 

前回外来で行って、当日入院になった事もあり、再度入院するんじゃないか?との

考えてしまっていた。まずそんな事は無いだろうと思っているが、

癌になった事自体が、そんな事はないと思っていた事でもある、

その考え方自体に、自分の甘さを感じるが・・・・・・

 

2人に1人、もしくは、3人に1人が癌になる時代に、癌になる事もあると考えて、

定期的にがん検診を受けていなかった自分を責めてた時期もあったなぁ。

 

次の外来までの、1日家で過ごし、残りの5日間に、やりたい事をやった。

 

 

 2017年5月25日(退院2日後)

 

  前川清のコンサートへ、両親親戚と行く。昼の1時半からスタート

  退院が間に合って、行く事が出来た。

  入院中に、テレビ番組「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」を見てハマった。

  毎週日曜日のお昼が楽しみになっていた。前川さんが、おじいちゃんおばあちゃん

  達などから、優しく話を聞き、そのおじいちゃんおばあちゃんの話自体も、

  心に響いた。

  陰圧閉鎖療法の機械picoがあり、首を親に隠すように言われ、

  5月にネックウォーマーをして、コンサートに行った。

  歌は、ほどんど聞いたことがなかったが、「タビ好き」のトークもあって楽しかった。

 

 

 15時半から、映画「スプリット」を見に行く。

 感想としては、意味がよく分からなかった…・

 

 次の映画までの時間に、VRを体験して見たく。

 マンガ喫茶にて、初めてのVR体験。非常に良かった。

 PSVRは、入手困難な時期だったが、絶対に手に入れるぞと決めた。

 

 

 午後9時からは、映画「パージ:大統領令」

 パージの前2作が好きだったので、続編が見たくて夜遅い時間だが映画館へ。

 銃撃戦が迫力満点で、やはりパージは面白いと感じた。

 

自宅に戻ったのは、深夜で、クタクタで、気絶するように寝て一日が終わった。

 

映画は、自分にとって、DVDや配信になった時に、

自分がどうなっているか分からなかった事と、

座って楽しめる事ぐらいしか、体力的に出来なかったので(陰圧機械をつけてもいるし)、

非常に大事なエンタメだった。