2016年12月第四週。

 

抗がん剤の予定をパスして様子を見たが、骨髄抑制は回復しなかった笑い泣き

 

辛い副作用は、体の限界を超えていたのだろう。

 

 

告げられたのは、第三クール目の

シスプラチンは中止!!

 

そして代わりに

分子標的薬のアービタックス(セツキシマブ

 

スケジュールは、週一回を4クール。

つまり一か月。

 

副作用が最強のプラチナ製剤シスプラチンより圧倒的に軽い、

 

しかし、皮膚疾患が強くでる傾向がある、間質性肺炎を起こす可能性もあるとの事。

 

病棟担当医には、ただ価格がシスプラチンよりも高いとも言われた。

 

治療費が上がり、嫌なんですというような言い方だった。

 

患者としては知っちゃ事ないと内心思っていたが、そうですかと先生に返答。

 

シスプラチンの副作用に嫌気がさしまくっていたので、正直中止が嬉しかった。

 

この頃は、ウイルス性中咽頭がんは、低侵襲で良いと思い込んでもいたし真顔

 

その週の木曜日。

 

朝10時半から14時半で、アビータックスは投与完了。

 

初回はアレルギー反応がどうでるかわからない為、

個室から大部屋に移動し、

病棟の担当医がその部屋で待機して投与。

 

アレルギー反応も出ず第一クールは終了。

 

この頃には、放射線治療で、

首は焼け爛れていたえーん

 

毎日放射線治療後に、

自分で患部に、

処方されたローションを付け、

処方された軟膏を恐る恐る塗る。

 

それが終わるとナースコールして、

看護師さんに首の周りを柔らかいシリコンみたいな薄いパットを巻いてもらうのがルーチンになった。

 

体調は勿論悪かった。

 

シスプラチンのダメージは残り続けていた。