入院10日目
ぎりぎり利尿剤点滴回避。点滴が外れて、左手が自由になった![]()
入院11日目
日曜日、お見舞いにて、注文していたブルーレイレコーダーが届く。
これで録画が可能に。
ふらふらでレコーダーを設置する。
しかしこの後、入院中に見たテレビの記憶がほとんどない![]()
入院12日目 10月末
放射線治療にて、顔から肩にかけてを固定するマスクを作る日。
午前9時。
気分が悪いが、歩いて行く。
しかし、マスクを作る前にあまりにも気分が悪くなる。
座って待っていることも出来なくなり、明日に延期する事になる。
歩いて帰る事も出来ず、車いすで部屋まで戻る![]()
午後2時。5日間ぐらい排便がないので、看護師さんより浣腸をするようにとの事。
排便の気配が全くないのは胃腸が動いていないのか?
浣腸を行い、ある程度我慢してから排便を行うという手順。
しかし浣腸直後にあまりの痛みに、ほぼ我慢できすにトイレに。
便器に座るが、お腹の痛みで気を失う。
トイレで倒れていたら、直ぐに看護師さんが来てくれた。
直ぐに来てくれたと思っていたが、今考えると、ある程度時間が空いていたのかも
自分でナースコールを押すことも出来なかったので。
看護師さんと先生が3,4人来てくれていた。
横になって、下半身はすっぽんぽんの状態で、下痢を漏らしてしまう![]()
看護師さんが拭いてくれる。申し訳ない![]()
看護師さんが先生達にベットに運ぶように言うが、先生達は動かない。
申し訳ないやら情けない気持ちの中、看護師さんに肩を借りてベットに移動。
うんこ漏らしている患者は先生達は触りたくなかったのだろう・・・
個室のトイレまで行けないということになり、ベットの横に簡易トイレを置くことになった。
たったの5メートルの移動なのに![]()
その後も、排便の度に激痛が走る。
今まで経験してきた腹痛の痛みとは桁が違った。
文字通り、激痛だ。
抗がん剤の副作用は確実に体を蝕んでいった。
--2016年10月頃の事
