DVD-Rの生産者情報、ManufactureIDという記号がDVD-Rに記録されています。
重要な情報です。
DVD-Rにデータを書き込む際に、書込みドライブ(ドライバ)が、このIDを読み取って、各DISCに応じた書込みレーザーパワーを設定します。
日本メーカー製のDVD-Rも実際の生産は海外の大手DVD-R製造メーカーで行われていることが多く、製造時に同じ製品であっても仕向け先の日本メーカーさん毎に異なるManufactureIDを記録します。
つまり同じDISCが複数のブランド名で販売されていて、同じDISCであってもブランド名が異なると、データを書き込んだ完成DVD-Rはデータ書込み工程で異なるレーザーパワーで処理されるということです。
要は、同じ生産工場のDVD-Rでもブランド名が異なると、再生環境によっては正常にデータを読めるものと読めない物が生じることがあるということ。
CDOTのお客様でも同様の現象が確認されています。
そんな場合は、書込み時の倍速を変えて書き込む等、お試しください。
CDOT社内でのデュプリケーションでは、書込みと読出しのチェックを致しますが、万一、お手元の再生環境で正常に読み込みできない場合は、別メーカー様のDISCでお届けする等の対応を致しますのでご相談ください。