(続き)
22.5キロ地点 浅茂川漁港(給水=エイド)

現在は22.5キロ地点で、次の関門33.5キロまであと10キロの地点です。
このエイドだけで出してもらえる“うどん”を食べ、持参しているジェルなどを移し替えたり(リュックからポケットへ)しながら、休憩を取ります。

皆さん、暑さ対策でエイドに置いてある“かぶり水”という氷も入っている大きなバケツの水を頭からかぶりますが、

私は両足が攣りそうになっているので、加えて足にも水を掛けて冷やします。


時間は正午を廻ったところですが、気温は遂に35℃になっています。

(以下、違う方のブログ記事お借りしました)



ここまでに掛かった時間は3時間超。残り2時間弱で10キロ進めば、関門通過となります。

普通であれば全く問題の無い条件なのですが、とにかく暑くて、体力は奪われるので、どうなるか。


この後の道も昨年走っているので平たんなのは判っています。とにかくゆっくりで良いから走り続けるという気持ちで再スタートです。

しかし、2キロぐらい走っていると、また異変が。。。

走りながらも眠気が来てしまい、真っすぐに走れなくなってしまいました。

転倒なども考えられるのでまた一旦立ち止まり、深呼吸や早めにジェルを飲んだりして意識を強くと考えるようにしました。


軽い熱中症になっていたようで、かなり厳しい状況でした。走ってて眠くなるなんて本当にきつかったですが、目指す所は判っているので、

ゆっくり走って歩を進め、途中、足の攣りが来たら歩く事にして様子をみての繰り返しで、想定以上に時間は掛かりましたが、何とか

関門である33キロ地点の弥栄地域公民館に関門10分前に到達しました。昨年のリベンジをまずは果たした瞬間です。


ここもエイドなので、足の攣りをおさめる為に置いてある梅干しにかぶりつき、持参した鎮痛剤(バファリン)を

飲み、もちろん水分補給、かぶり水などで後半に備えます。雲もない快晴で風も無いので厳しい状況変わらずですし。


さあ行くかと思った時に運営側から【関門残り3分です】とアナウンスがありました。


今回一緒に参加しているMさんがまだ来ていない事を確認しました。あらら、大丈夫かな?と思い、関門ラインに

戻り、ランナーが走ってくるコースを見ていましたが、無常にも【2分】【1分】【30秒】そして【時間です!】とコールされ、その時、どこを走っていたかは判りませんが、リタイアとなってしまいました。


その状況を確認して、この場所を出発しました。

(続く)