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30代社会人、脊柱側弯症の記録

中1で特発性脊柱側弯症発症。32歳現在、手術を決めましたが悩みに悩んで中止。通院、その時の心境、保存療法(シュロス法、ゲンシンゲン)等について記録します。



2025年4月某日

 主治医の初診から一ヶ月後、2度目の診察に行ってきました。脊柱側弯症手術の術前検査としてMRI撮影と骨塩定量検査を行い、その後診察という流れでした。

・MRI検査
 別の病院で受けた時よりも長く、40分くらい掛かりました。特に閉所恐怖症は持っていないものの、ベッドに縛りつけられて狭い筒に閉じ込められるのはやはり慣れません。

 体感として、耳栓による耳の痛みや磁力の影響による軽い偏頭痛があり、実に不快な感覚でした。精神的にも時計が見られず時間経過が全くわからない状況が辛く、ちょっとした拷問みたいでした。
 思い返せば、”背骨のどこに穴を開けるか決めるための撮影”というスプラッタなシチュエーションのせいで、いつもより神経質になっていた気がします。


・骨塩定量検査
 検査台に横になって光を当てられ、大腿骨と腰椎の骨密度を計測しました。その場で渡された結果がこちら。



 なんと、腰椎の骨密度は60歳手前の平均程度しかありませんでした。ギリギリ青色の基準値内ではあるものの、30代前半としてはあまりに骨が脆い……。

 このまま平均通りの推移でいけば、40代後半には要注意ゾーンに到達する計算です。ちなみに大腿骨は年齢相応の値が出ていたので、体質的に脊椎が弱いのかもしれません。


 この後の診察でも「歳の割に骨密度が低いね」と指摘されてしまいました。中々ショックだったので、帰り道でカルシウムとビタミンDのサプリメントを買って毎日飲むようにしています。



・診察にて

 前回撮ったレントゲン・CTと今回の検査を踏まえて、主治医から話がありました。骨吸収の行進による骨密度の低下はあるものの、神経等に問題はなく手術に影響はないとのことでした。

 前回の診察から一ヶ月。ずっと気になっていたことをやっと先生に聞くことができました。


・以前の病院では腰椎58度と言われたが、本当にそこまで曲がっているのか。(他の方のレントゲンを見ていると、どうも自分のCobb角が60度近いようには思えなかったのです……)

→以前の先生がどの骨で計測したかにもよるが、このレントゲンでは胸椎36度、腰椎48度くらい。


・固定範囲はどこまでか

→しっかり留めるならT5〜L4、下を残すならT4〜L3。今後の肺への影響も考えて、胸椎も今のうちに固定した方がよい。


・このタイミングで手術するべきか

(もう手術の予約までしてあるのに、往生際悪い質問ですね😅)

→ あなたの側弯は間違いなくこの先進行するタイプ。椎骨の変形がすでに進み骨棘ができているため、手術はこの1〜2年でやったほうがよい。


 CT画像ではL1とL2に鋭利な骨棘がはっきりと写っており、素人目にも骨へのダメージが進んでいることが明らかでした。先生の回答で腹が決まり、やはり7月に手術を受けようと決意を新たにしました。


 ただ、唯一気になったのは固定範囲です。前回はL2までの固定でよいと言われていたので、L4固定が視野に入ると聞いてかなり落ち込みました……。

 手術の経験談を調べるとL4まで固定した人も大きな支障なく日常生活を送れているようですが、個人的にはなるべく腰の可動域を残したいところです。CT画像を見てもL3にはまだそこまで骨棘が出来ていないので、なんとかL3を残す余地がないか次回の診察であらためて聞いてみようと思いました。



 診察後は追加の検査や自己血貯血のスケジュールを決め、入院案内のパンフレットを渡されました。いよいよ手術が現実のものとして感じられ、平静を装いながらも頭の中は真っ白でした。


 次回の通院は金属アレルギー検査。5月中に3回ほど皮膚科に通う必要があり、やはり通いやすい病院を選んでよかったと思いました。