ことしのサンマ漁が8日解禁され、北海道の各港から漁船が出漁しましたが、燃料高騰などの影響で初日に出漁した漁船は、この3年で最も少なくなっています。
8日は10トン未満の小型船によるサンマの流し網漁が解禁され、サンマの水揚げ量3年連続日本一の根室市の花咲港では、8日午前0時すぎ、漁具などを積んだ漁船が関係者に見送られながら出港しました。
ことしは、燃料高騰の影響などで出漁を見合わせる漁船が相次ぎ、初日に花咲港を出漁した船は僅か2隻にとどまりました。
また、北海道東部の各港でも、これまでのところ合わせて68隻にとどまり、この3年で最も少なくなっています。
釧路水産試験場によりますと、ことしのサンマは大型のものが主流ですが、流し網漁の漁場となる沿岸近くは、魚の数が少ないと見込まれています。
根室市の漁業者の男性は「ことしは不安が大きいが、頑張ってたくさん魚を取って、今、漁を見合わせている漁業者にも漁に出てもらいたい」と話していました。
サンマの初水揚げは、早ければ9日の朝行われ、来月からは主力の大型船による漁が本格化する見込みです。