20世紀最高の物理学者と呼ばれる、アルベルト・アインシュタイン。
[アインシュタイン]
そのアインシュタインが、あるパーティーで隣に座った、マリリン・モンローにこう言われた。
「あなたの頭脳と、私の体を受け継ぐ子供が出来たら、どんなに素晴らしいかしら」
するとアインシュタインは、にっこり笑ってこう切り返した。
「私の貧弱な体と、あなたの頭脳を持った子供だったら、悲惨でしょうね」
これはあまりにも有名なアインシュタインとマリリン・モンローのジョークだが、どうやらこれは作り話のようだ。
しかしながらこのアインシュタイン、知能指数は160を遥かに超える天才と言われるだけあって、ジョークの達人としても知られていた。
特に、相手の言葉に対して、さらりと切り返すジョークが抜群に上手かったという。
これも、そんなエピソードの1つ。
非常に面倒くさがりで、服装には無頓着だったというアインシュタイン。
友人から、「有名になったのだから、そろそろ服装には気をつけろ」と言われ、
「お前が肉を買った時、包み紙の方が立派だったら、侘しく思わないか?」
また、新聞記者からいつも同じような質問をされるので、
「本に書かれている事を、どうして僕が覚えておかなければならないのかね?」
さらに、2度目の結婚について聞かれると、
「今の妻が、科学を理解できないのが嬉しい。
前の妻は、理解できたんだよ」
流石に彼らしい、ウィットのある受け答えだ。
そのアインシュタインに、どうすればジョークが上手くなるか質問したところ、彼はこう答えている。
「いいジョークは、何度も使わない事だ」
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