2020/3/31 セント硬貨の廃止 | 福山機長の夜間飛行記録

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月曜日から金曜日までの毎晩放送されるラジオ番組"JET STREAM"のうち、福山雅治機長のフライト部分を文字に書き起こして写真を貼り付けただけの自己満足ブログです。(※特定の個人・団体とは一切関係ございません。)

ヨーロッパを旅していると、ポケットに溜まってしまう硬貨。

1ユーロなら使い道もありますが、1セントや2セントの硬貨となると溜まってしまうだけ。

ホテルのベッドの脇にそのまま置いていってしまう方も多い事でしょう。

今やキャッシュレス化が進んでいる事もあって、次第に存在価値を失ってしまったこうした少額の硬貨。

先日EU(欧州連合)のユーロ加盟国では、1セント硬貨と2セント硬貨の段階的な廃止が検討されている事が明らかになりました。

廃止する理由は、硬貨の製造や管理などに硬貨の価値以上にコストがかかる事。

少額硬貨を廃止する事で、経費削減が期待されるからです。

現在ユーロを使っている19ヶ国のうちオランダやベルギー、イタリアといった国々では既に少額硬貨を使わずに買い物ができるよう、金額の端数が出ないよう義務付けている国もありますが、ユーロを使う全ての国で金額の端数を切り上げたり切り下げたりする、EU共通のルールを検討しているそうです。

ところで、このヨーロッパで流通している硬貨。

発行している国によって、その図柄が違うのをご存知ですか?

例えば、フィンランドはライオン、ドイツはオークの小枝、オーストリアはエーデルワイスやリンドウ、フランスは自由の女神マリアンヌ、といった図柄が使われています。

【フィンランドのセント硬貨]

[ドイツのセント硬貨]

[オーストリアの2セント硬貨]

[フランスのセント硬貨]

まだEUでは正式には少額硬貨の廃止は決まっていませんが、今のうちにそれぞれの国々の1セントと2セント硬貨をコレクションしておくのも、素敵な旅の思い出になるかもしれません。

【画像出典】
【画像多数】ユーロコイン大図鑑!美しいデザイン勢揃い。蘊蓄もたっぷり。【ヨーロッパ硬貨まとめ】フランス、イタリア、ドイツ等々・・・ - 勉強アプリ、学習、留学ブログ:ペンギン30ヨーロッパのEU加盟国に行くと、ユーロを使うことになります。何気なく買い物に使うEUROコインですが、これ、よく見るととても絵柄が素敵なんです♪ しかも国ごとにオリジナルの絵が刻印されていることをご存じでしょうか? やっぱり世界中にユーロ硬貨のコレクターがいるみたいです。 例えヨーロッパの一か国にしか旅に行かなかったとしても、ユーロ圏でぐるぐると流通している…リンクenglish30.hatenablog.com