自閉症児の親が抱える喪失感 | 樋口さおり/隠れ毒親育ちの悩みに寄り添うブログ【三重/鈴鹿・全国】

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親は毒親じゃないけど、親と関わるとしんどくなる…。
なんだか生きづらさを感じる…。
子育てが分からない…。
そんな隠れ毒親育ちのための情報発信中。
25歳/知的あり自閉症、5歳/特別養子縁組の子育て中♪

みなさん、こんにちは♪

三重・鈴鹿 自閉症児子育てがす~っと楽になるマインドチェンジカウンセラーの樋口さおりです。

完璧子育てからズボラ子育てOK!になるカウンセリングを提供しています。

ブログへのご訪問、ありがとうございます。




自閉症児の親が抱える喪失感


 

 




先日、ちょっとだけ触れましたが
今日は、このことについて書きたいと思います。



私は、この感情を見落としてました。



私自身も、
自分のことが自分で分かっていない一人なんです。



だから
常に自分と向き合い
心の整理、管理に努めています。


知っていても、出来ないこと。
私にも、たくさんあります。


さて、同じテーマのブログ記事
障害診断から、受けるまでたどる心の変遷にも書きました。



 
・ショックを受ける


・事実を否認・受け入れない


・悲しみ・怒り・不安が錯綜する


・事実を受け入れる


・再起する



人によっては
順番通りじゃないし、期間の長さも違う。

行ったり来たりする
というのが、大きな特徴です。



これ、
大切な人をなくしたときにたどる心の変遷と同じだ
とやっと気づいたんです。



 
・ショック期(受け入れない)


・喪失期(受け入れられずに怒りや悲しみが錯綜する)


・閉じこもり期(自責の念や自分の存在価値を見失いやすい)


・再生期(受け入れて社会性を築こうとする)


 

 



私は、
夫と永遠のお別れをして4年経ちますが、
未だに、この4期を行ったり来たりしています。



喪失感について掘り下げてある記事は、コチラから



自閉症児の親が抱える喪失感。


何を失ったのか?



それは、
子どもと過ごす思い描いていた夢。


 

 




子どもが生まれたら・・・


あんなこともしたい
こんなこともしたい


って、思いましたよね?



私は、
子どもが生まれたら


子どもはスポーツマンがいいなぁ^^
野球かな?空手かな?バスケかな?


一緒にご飯を作ったり
映画を見に行ったりするんだー^^


大学に行きたい
って言ったときのために
今からバリバリ働いて貯金しとかなきゃ~!



私は
仕事をバリバリして、
キャリアウーマンになるぞっ♪



こんな風に夢を膨らませていました。



待ちに待って・・・
やっと愛しい我が子に出会えた♡



あれ・・・
なんか違う・・・?



目線が合わない
抱っこを嫌がる
指差ししない
後追いされない



歩き始めるのが遅い
発語がない
表情が乏しい
偏食がひどい



みんなと遊べない
ギャン泣きがすごい
一瞬たりとも目が離せない
家から脱走する



親をどう捉えてるのかな?
この子は、私がいなくても平気なのかな?



そんな毎日の中で
診断をすすめられ・・・



ついた診断に、ショックを受ける。



子どもと過ごす毎日が
思い描いていた夢とは
大きくかけ離れた現実が、目の前に突きつけられる。




この先は、
決して”楽”ではないであろう子育てが待ってる。




思い描いていた夢を
一旦は手放さなければならない。



大きく大きく
心の方向転換を余儀なくされる。



傷は深く大きく、心に刻まれる。


 

 





敗れた夢と現実のギャップを埋めるには
なんらかの【適応していく行動】が必要です。



(【乗り越える】って言葉を使う人もいるけど
 私は、この言葉は好きじゃないので使いません)



【適応していく行動】とは、
心の傷を癒すための行動です。




私は、夫をなくしたときに
適応していく行動を、2つしました。


1、夫との思い出の場所に出かける

  夫は、ちゃんと生きていたんだ。
  ひとつひとつの思い出に”けじめ”をつけていきました。


2、カウンセリングを受ける

  悲しくて悲しくて悲しくて・・・
  悲しみを全部、表現して味わいつくしました。



4年経っても、
まだ心の傷は癒えていません。


完全に再生期になるには
まだたくさんの時間が必要です。



これからも
カウンセリングを受けていきます。



遺品整理も
【適応していく行動】だと私は思います。



息子の母親を16年やっていますが
未だに描いていた夢とは、完全に決別しているとは思えません。



今年、
ドラフト会議で注目された
高校生と、息子は1学年しか違いません。


まったく
かけ離れた日常を過ごしてきたことを
やっぱり受け入れきれてないんだな、って痛感します。



ちょっと話しはそれますが
乳がんで胸を摘出したアメブロでも大活躍の女性。


胸をなくす
ってことも、大きな喪失感となります。



胸って
女性にとっては、
女性であるがゆえのものですよね。



日常であればあるほど
思い入れが強ければ強いほど、
喪失感は深く大きくなります。


 
”楽な子育てをみて落ち込む”




これは、
比較心理だけでは
片付かないことに気づきました。



”私も、そうなるはずだったのに”
という、喪失感からくるものでもあったのです。




自閉症児の親の喪失感の
【適応していく行動】として、
子どもの療育が一役かっていると思います。




療育は、
子どもの心・体・脳を成長させ、
社会に羽ばたいていけるようにする治療・保育ですよね。



そうやって
取り組むことによって
喪失感が少しでも埋まっている気になっている。



療育は、
子どもがするものであって
親自身が体験していないから、埋まるはずがないのです。

 




喪失感に
カウンセリングは有効です。


 

 




私が、実証済みですから。


カウンセラーになったきっかけでもありますから。



それだけ
人生が変わるんです。



私は
カウンセリングは大人の療育だと思っています。



カウンセリングは
自己成長出来る場ですから。



堂々と社会で羽ばたけるように
お手伝いをさせてただく場ですから。



これは
受けてくださったお客様も実感しています。



受けた人から
”楽”を経験できています。



喪失感の【適応する行動】に
カウンセリングをご検討下さい。





あなたの笑顔がさらに輝く毎日を♡

最後までご覧くださり、ありがとうございました♡
 
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