みなさん、こんにちは♪
後悔しない人生を送りたいアラフォー主婦を応援☆
色彩心理カウンセラーのri-saです。
石川県 加賀市・小松市・能美市・金沢市で活動をしています。
ブログへのご訪問、ありがとうございます
「私って、人に何かやってあげたくなるんだよね～」
「私は、やってあげたい人なの」
私の周りに、こんな人がたくさんいます。
もちろん、その人それぞれなんだけど。
話を聞いていると、こんなことがみえてくる。
人に何かをやってあげると、嬉しくなります～。
困っているで相手を先読みできる、私ってすごい！
私がこうしてあげたんだから、あなたは私に何をしてくれる？
こんなことができる私を見て！
何かをやってあげる行動って、
自分のためなの。
相手が、本当に困ってるか？求めてるか？
は、どっかいっちゃってる。
お空にいる夫が、まだ生きている頃の話。
余命宣告されて、泊まり込みの看病が始まったとき。
病院の近く（といっても、車で30分）
に住んでいる姉が
何かとこちらのことに気をもんでくれていました。
「（私の）お弁当を作ったから、取りにおいで」と。
夫は呼吸器疾患で、酸素マスクをつけています。
酸素の量の微調整を数分おきに頼まれることがあり
自分のことはなるべく時間をかけないようにしていました。
コンタクトをしていますが
その着脱の時間もおしいので
メガネで過ごしていたくらいです。
そのときの夫は、刻み食を食べていました。
刻み食は、野菜など細かく切ってあり
適した食材がとぼしく
トマトの刻んだものがほとんどだなって印象でした。
食事をとるときに
酸素マスクを少しだけ外して、口に食べ物を入れて
すぐにマスクを付ける。
外すときに酸素が足りないので
別のボンベで酸素を出す。
1度の食事に1時間以上かかりました。
姉は、私がこんな看病をしていることを知りません。
そんな中で「お弁当取りにおいで」？
姉の「やってあげたい」が出たなと思いました。
作ったというので、取りに行かないわけにもいかず
取りに行きました。
見たら、
お重に
びっしりとおかずが詰まっていてゴージャスでした。
おにぎりは2個。
そのときの私は少食で、そんなに食べられないことは
姉も知っていたはずです。
そんなに食べられるか！！
こころの中で叫びましたが
姉はニッコニコ。
ふつふつと湧き上がる怒りをおさえて
早々に病院に戻りました。
夫の食事の時間に合わせて私も食事をとっていたので
そのお弁当を開けると
夫は「おっ、うまそうやぜ」と。
その言葉を聞いたときに
姉への怒りが爆発しました。
（そのときは平然とした顔をしてました）
どんな味だったかも覚えていません。
全部、食べられなかったはずなので残したと思いますが
そのあと、どうしたかは覚えていません。
私の食事は、病院の前にコンビニがあるので困ってなかったのです。
お弁当なんて求めてなかったのです。
やってあげたいってことは、素晴らしいことです。
でもね、それって。
相手が求めてるってことが大前提です。
相手が求めてないのに
やってあげる！って先走ることは
ときに人を傷つけ、疎まれてしまいます。
今でも、姉の顔を見るたびに
このときのことが思い出されて
私のこころはざわつきます。
まぁ、紆余曲折あって
今は絶縁状態ですけど。
それでも私は後悔していません。
相手を思ってやってあげてるっていうのは
自己満足に過ぎません。
やってあげたいって思うことは素晴らしいので
相手が困っているか、求めているかをよく見ましょう。
やってあげなくても
あなたはみんなに好かれていますよ
最後までご覧くださり、ありがとうございました