1つめ、仕事の効率化。 | 北海道フリーランスウエディングプランナー荒井さやかofficial blog

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北海道(札幌)を中心に、全国でプロデュースするフリーランスウエディングプランナー・結婚式の脚本家荒井さやかが
結婚式っていいな!を読者のみなさまに届けます。

新年度。

 

いろいろな気持ちが交差して目がさえてしまった。

実はさっきまで 思いの丈を

ツイッターにただただ つづっていたところ。

 

夜中にいろいろな思いが溢れすぎて

やり場がなくなっていたところだっだんだけれど

ツイッターに自分の葛藤を実況中継しているうちに

落ち着いた模様です(笑)

 

ツイッターさんありがとう。(笑)

(荒井さやかの遠吠えに興味があるかたは

ツイッターも見てね。そんな人いないと思うけど。笑)

 

 

このブログは

新郎新婦さんが見てくれているのか

あるいはこの仕事をしている人が見てくれているのか

わからないけれど。

昔から続けている日記帳みたいな感じがあって

私にとっては 大切な足跡。

今日の記録も残しておこうと思います。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

2017年4月5日 

子供が生まれてもうすぐ4カ月になり

生後1ヶ月で仕事復帰してもうすぐ3カ月になります。

荒井さやか 働くママ 32歳。

 

毎日いろいろな葛藤と戦っている。

 

 

 

 

1つめ。効率化について。

 

昨年からさらに1名スタッフが増え、案件が増え。

抱える期待と責任は去年よりも

より一層増しました。

ああ、このために続けてきたんだ、と思えることが

最近いくつも起きていて

いろいろなことがリンクしては、

課題が頭に何個も浮かんできます。

(案件が増えたのはとても喜ばしいこと。

それだけ世間に認められ応援していただき

私たちの納めるものを

ほしいと思ってくれている人がいるということ

ただただありがたい。そう思っています。)

 

 

期待と責任が増した先にあるものは

「仕組化すること」

効率化が急務。

でも進めると何か大切なものを置き去りにしているキモチになっては

涙がでそう。

 

 

私は本来、クリエイトするための無駄な時間がとても好きだ。

例えば一緒に取り組むクリエーターとの無駄話。

新郎新婦とのたわいもない会話(お茶とケーキをたしなみながらね!)

 

効率化を追求するのが大事なのは百も承知。

でもその無駄の中に宝物のような素敵なアイディアが潜んでいて、

そのやりとりで相手の大切にしたいことがなんとなく見えてきて

いつのまにかそれがカタチとなって現れる

そんな時間がそもそも好きなんだ。



時間は有限だ。
悲しいかなそれは誰にでも平等に与えられている。

だから無駄を排除しないと、
いつまでも筋トレのような過酷な毎日なんだけど、
私はやっぱりその無駄な感じが好きで、
そうやって仕事を楽しんできた。

間違いがないように補足しておくと
人に強要するつもりは勿論ないし
いつまでもそれがいいとも思っていない。

でも私がいまもずっと昔から大切にしている人で
一緒に高いクオリティのものを納めてくれているクリエーターさん。
結婚式までの日々がどんなに大変でも
一緒に涙を流しながら頑張った新郎新婦
きっとこの人たちは、
本当は無駄の中にある 
"余白感"が実は好きなんだと思う。
無駄の中に楽しさを見つけ出し
それを成果につなげてきた
いわば 運命共同体のような人たち。
わたしにとってはかけがえのない人たちだ。


結局のところ無駄が好きだから
私はフリーになって、
新郎新婦にとことん付き合いたいんだよね。
私は新郎新婦が発言する突拍子もない(!)考えを聞くのも実現するのも好きだ。
例えそれを実現するのに
どんなに膨大な時間がかかったとしても。
ふたりが目を輝かせて教えてくれた夢を
一緒に叶えるのが好きなんだ。
そしてそれをまるで自分ごとのように
一緒に作ってくれる仲間たちに伝え続けて
それを まるで自分ごとのように
一緒に考えてくれる仲間との時間も
大好きなんだ。


でも悲しいかな、私にも人生があるし、
スタッフにもクリエーターさんたちにも人生がある。
24時間働くわけにはいかないわけで(笑)
折り合いをつけるのが難しい。

そして私はいま
かけがえのない娘のママになった。
なによりも大切にしたい存在が誕生した。
加えてスタッフ2名の命と人生を預かっている。
スタッフだけではなくて一緒に作り上げる
クリエーターチームにも
大切にしなければいけないものがある。
誰にだって
わたしと同じように大切にしたいものがあるのだ。

そして。、
特に、今年は経営者としての役割も
大きく走り出したもんだから、
守りたいものがふえた分、
なおさら葛藤しているのかもしれない。


いま生まれ変わるときなのかもしれないなぁ
わかっていたけれど
改めて自覚している。



高いレベルのものを納品し続けることの難しさ。
一人でも多くの人にその良さを感じ取ってもらい、
一組でも多くのカップルをこの仕事を通して幸せにすることは
シンプルなようでとても難しい。


難しい。

むずかしい!!!


バランスをとるのはとても難しい。


仕事は一人ではできない。
助けてくれるみんなに感謝している!
感謝してもしてもしてもしてもしても
足りないぐらいに。

だから どこかで合点を見つけなければいけないのだけれど。





でもいまこうやって書いていて
気づいたことはある。


 
私が熱意をもっていなくて
だれを幸せにできるのか。


この人を幸せにしたいと強く思い、
汗水たらすことが結局幸せなんだと思う。
うざくてもいいし、煙たがられてもいい。
やっぱり私がその気持ちを誰よりも忘れてはいけないんだなと
書いてて腹落ちしている。

あやうく、
効率化と仕組化という岩が頭の上に
どーんと落ちてきたから
この岩に
潰され殺されるところだった
効率化岩さん。
仕組化岩さん。
どうかお手柔らかに。


だから 気持ちは
こっそり負けないようにしないと。
そして負けない中に
歩み寄りの気持ちを添えることを忘れずに。

つまり、
効率化をしないといっているわけではなくて、ね。

そしていつまでも、
いい意味で自分のファンを絶やさないように

真面目に努力しないといけないんだなと思う


自分のファンは
働くスタッフやクリエーター
いろんな人に
しゃあないな、荒井がそう言うならと
思ってもらえるそんなかんじ。





1つめ、と書き始めたわりに
1つ目で
終わってしまうところが
わたしらしいので
これで終わります。

いいや、タイトルも
1つ目、仕事の効率化。
にしてしまえ(笑)


やることてんこ盛りで
こんなことしている場合じゃないのかもしれないけど
ちょっと記しておきたくて、未来のために。
2017年4月5日の日記でした。
え、いま夜中の3時半とか 時計を見なかったことにしよう。


明日は娘の慣らし保育3日目。
ママもがんばるから 一緒にがんばろうね
(と寝顔に語り掛ける)

愛してるよ。

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↑寝かしつけに失敗したから
写真撮りながら遊んでた。
意外に楽しそー。