今回の引っ越しは本当にキツかったです。もう2度と同じ思いはしたくない〜。でも同じことを15年前の渡米時にも思ってたことを思い出しました。その時もアメリカ向けの箱を6箱だか、当時住んでいた東京から発送し、残りは実家の倉庫に置いておくことにしたんです。私は12月28日に退職、夫の渡米が1月8日、引っ越しがその後すぐだったように思います。
母と祖母が来てくれて、引っ越しを手伝ってくれましたが、当時も溜め込み体質だったこと、そしてなかなか捨てられなかった。そして、日本は物を捨てにくいですよね。
そんな思いはもう2度とすまい、と思っていたけど、渡米時は決まってから引っ越しまで6ヶ月はあったし、最悪全て実家に置いておけるので、まだ気が楽でした。いらないものも全て箱に放り込めばなんとかいける、と。
今回は本帰国で、全て処分して帰らねばならない。28日のフライトで24日に友達が調味料とかもらいに来てくれたんですけど、その友達が「自分が昔、引っ越ししようと決めた日に間に合わなくて、ガスとか電気もすでに止めてたのに、また開けて、引っ越しを2週間延長した時の状態に似てる」って言ってて、それでもなんとかなるだろうって思ってたんです。
大きいスーツケースと箱3つの預け荷物、どうみても箱から溢れてる物たち。26日の夜に、友達と会ったのですが、その時に、次の日休みだから大きい箱を買って届けてくれると申し出があり、お願いしました。3辺の和が158センチ(62インチ)までに対して、その箱は、47インチしかなかったのです。27日に腰が痛すぎてカイロの予約を入れてあり、カイロの近くに箱屋さんがあるので、カイロまで迎えに来てくれて、箱屋さんに連れて行ってあげる、と申し出てくれました。それで、3辺の和が60インチの箱を3つ購入。かなり大きいです。
家に帰ってひたすら仕分け作業。時々捨てたり掃除したりもしながら、着々と進め(てると思って)たのですが、2時頃に友達が来てくれました。娘と仲良しのNちゃん。娘が帰ることを悲しんで大泣きしてくれたんです。機内で食べてってお菓子を持ってきてくれました。なので、もし時間あったら、目の前のフレッシュジュース屋さんに行って、奢るので娘をしばらく見ててくれないかとお願いしました。
そして私は一人で作業を継続。1時間後くらいに娘が友達一家を引き連れて帰ってきます。そして友達はうちの惨状を見て絶句。手伝いを申し出てくれました。あとで、「今日飛行機乗るのに、あれで大丈夫なの?って思ったけど、ソフ子が落ち着いてるから逆に私が、心の中で焦ってたよー」って言われました。
娘の作品は写真に撮って捨てようと思ってたけど、それを全部写真に撮ってくれました。そして細々としたもの、もう入らないから捨てる、と判断したものを、彼女に持って帰ってもらいます。あと、寄付できるものをドロップをお願いしました。
私は物を詰め始めたけど、容量は大きくなったけど、途中まで詰めてすでに重い。同じアパートの日本人のお友達に体重計を借りたいと電話したら、持ってきてくれて、部屋をみて絶句。「今日出ていくんだよね?」って。
重さがわかるようになったので、それで測ってみると、半分で確実に23キロを超えてしまう。。。娘の教科書など、帰ってすぐに使うものばかり入っていたので重いよね。
頭を抱えてるところに18時に迎えをお願いした友達からついたと連絡がー。お迎えの友達は、最初の友達と挨拶を交わし、最初の友達は帰って行きましたー。結局4時間も手伝ってくれたことに〜。
そこに箱を買いに連れて行ってくれた友達から「大丈夫?」と連絡があったので「やばい」と答えると手伝いに手伝いにきてくれることに。多分いつもの私だったら、「今、もう一人友達いるし、大丈夫」って言ったと思うのだけど、なぜかお手伝いをお願いしました。
それで3人体制でやることに。二人は箱に詰めて行ったものを体重計で測って、箱から箱にうつしたり、いらないもの、日本で買えるものを捨てるようにしたり、率先してやってくれました。その間、私もスーツケースを詰めていきます。スーツケースは預け荷物で隔離先で使うけど、機内では使わないもの、機内に持って入るスーツケースには、引っ越し便でも預け荷物にもできなかった貴重品(思えばこれがかなり場所と重さをとりました)書類、と考えながら詰めねばならず、すぐに重さをオーバーしてしまうので、これが結構大変でした。
それで全ての重さが23キロ以下になり、梱包もしてくれてテープでぐるぐるにしてくれて、掃除機もかけてくれて、荷物を車に運んで、全て終わったのが21時半。
そこから空港に向かう途中に、IN-N-OUTを食べて、空港について、駐車場からカートに入れて運ぼうとすると、LAXって到着時のカートは無料だけど、出発時はお金払わないといけないんですよね。確か3ドルくらいだったと思って、借りに行ったらなんと7ドル。しかしどうしようもないので、14ドル払って二つ借りました。
それになんとか箱3つとスーツケース2つを乗せて、チェックインカウンターへ。めちゃくちゃ空いてて、すぐにチェックインできて、荷物の重さも、体重計で測った通りでした。
そんな感じで、ギリ間に合った引っ越し。学んだ事は、
・フライト当日までアパートにいるのは良くない。
・引っ越し便が出るまでに全部仕分けはしておくべきだった。
・15年の荷物を2ヶ月で処理するのは無理。誰にも会わず、毎日やって間に合うレベル。
・自分はしっかりしてると思ってたけど、そうでもないかも。
でした。
本当に、この3人の友達の他にも、何度も物を取りに来て、私の捨てられない病に貢献してくれた友達もいたし、他にもたくさんの人が手伝うから遠慮せずに言ってねって言ってくれたんですけど、実際に何をお願いしたらいいか分からなくて。。。結局自分が仕分けしないといるものいらないものがわからないし、その仕分けにめちゃくちゃ時間がかかりました。最初はこれは取っておきたいなって思って、いるものの方に入れるけど、それがどんどん増えていって、、、みたいな感じで。
本当に友達のありがたさが沁みた引っ越しでした。私も、今後、誰かが引っ越しするって聞いたら、断られても無理矢理手伝いに行こうと思いますw