朝ごはんの話 | アメリカ→日本の転校

アメリカ→日本の転校

2013年LA生まれの娘
2018年8月〜地元のキンダー
2019年8月〜マグネット校の1年生
アメリカの学校の知らないこと、驚いたことを書き綴っていましたが、2021年7月、日本に本帰国しました。
これからはアメリカ→日本の転校について書いていきます。

LAUSDは朝ごはんを全生徒に無料で配布してくれる。朝、学校に行って最初にすることは朝ごはんを食べること。食べなくても良い。うちはいつも朝ごはんを家で食べているが、毎日、朝ごはんのメニューを見て何を食べるか、どのくらい食べるかを決めている。娘は少食な上、朝、不機嫌で食べないこともあるので、学校で朝ごはんが出るというのは意外と楽なことに、学校に入ってから気づいた。

 

ある日のこと。学校の朝ごはんメニューはシリアルで、娘は家ではあまりご飯を食べず、喜び勇んで出かけて行った。しかし帰ってきた娘に聞くとシリアルが足りなくて食べれなかったとのこと。前の学校では、それぞれの物が全てクラスの人数分用意されていたが、娘の話によると余りが多く出るのを避けるため、数を制限しているらしい。

 

それって元々の朝ごはんの主旨からずれるのでは?もしかして足りなかっただけで、カフェテリアに貰いに行ったら足りない分は貰えるのでは?と疑問に思い、先生に聞いてみた。

 

そしたらやはり、数を少なめに注文しているとのこと。事情を話たら、「じゃあ今度から彼女には必ずシリアルが行くようにするわ」って言ってたけど、そういう問題ではない。

 

でも、好きな物が出た時だけ食べて、そうじゃない時は食べないというのも良くないことかもしれない。娘は、コーヒーケーキ、フレンチトースト、シリアル、が出た時だけ食べる。ブリトーとかソーセージなんとかっていうのは食べない。それって我がままじゃないのか、と思う一方で、自分の好きな物が出て、皆が食べてたら、自分も食べたいよね、とも思う。まだ日本では幼稚園の年齢。

 

実際のところ、朝ごはんを食べずに学校に来て、ひもじい思いをしている子がどれだけいるかも分からないが、本当に必要な子に行き渡っているのかなと思ったりもする。娘には、しっかり家で食べて、学校では食べないようにいうべきか。。。