先週金曜日に学校でハロウィンイベントがあった。ここの学校では、PTAの一大ファンドレイズイベントで、大掛かりなお化け屋敷、多彩なフードコート、6種類のゲームにアート&クラフト、さらにバウンスハウス!といういかにも準備の大変そうなイベント。
10月頭からすこしずつ準備を始めて、その都度、手伝えることは手伝ってきた。また、私はピアスを作るので、ハロウィン用のピアスを作って売ってよければ作ります、と申し出た所、良いアイデアだと採用。ついでにビーズでジュエリーメイキングのブースを作ってはどうかとトントン拍子に進んだ。
しかし通常もっと高い値段で売っているピアスを最高でも5ドルで、という。なので、貴重な日本の材料は使わず、こちらの手芸店で70%オフになっていたチャームを使って、全部で31個のピアスを作った。とにかく自分のピアスが残るのが嫌なので、3ドルでいいやと思って値段をつけた。さらに、前に売れ残ったハロウィンカラーの子供用ネックレスも一個だけ3ドルで。
そしたら並べた時に、皆がもっと高値をつけてもいいというので5ドルにしてみた。私のピアスは現金で買うか、ゲーム景品となった。ゲームをして、その出来具合に応じてチケットがもらえ、そのチケットを5枚集めたらもらえる、というもの。
当日朝は、車を無制限に止めれるところにとめて学校に行き、そのまま1日中いるつもりだった。ランチも持参。お手伝いは10時からのフルーツを切りまくる仕事にサインナップしていたが、それは誰かが切ってきてくれていて、それをカップに入れていく仕事に変更。一緒にやっている人がメキシコ出身で、2年生に子供がいて1st gradeがなんとか〜って言ってたけど、よく聞こえなかったので聞き流していたら、実は同じクラスのAのお母さんだった。。。私がピアスを並べている時に、なぜか「うちの国では豚を捕まえるまつりがあってね」と話してきたのが謎。私が豚っぽかったのかな〜?
セットアップは外にしなければならないが、子どもたちが外にいる間はできず。アメリカの学校は、低学年から順番に時間をずらしてお昼と休みをとるので、1時半まで待たねばならない。私は娘が食べているところにいって、一緒にお昼を食べた。娘がいつもお弁当を残してくる理由がよくわかった。。。その日はちょうど誰かの誕生日だったみたいで、誕生日の子はハッピーバースデーの王冠を被り、先生が7個ずつ、ジェリービーンズを配っていた。誰かの誕生日の時にいつも配るらしい。
午後は、各ブースのサインを用意して、外にセットアップ。あっという間に時間が過ぎて、すぐにピックアップの時間となった。この日は、授業中はハロウィンコスチュームを着てはいけないが、終わったあとには着てもいいとのことだったので、先生にお願いして、教室の影で着替えをする。今年は、娘は魔女になるといって、マントと帽子のセットを買った。それに手持ちの黒いドレスを合わせた。
娘をピックアップとともに、クラフトブースに陣取り、各クラフトの世話をする。チケットの枚数は、サンドアート4枚、パンプキンデコレーション小1枚、大3枚、ジュエリーメイキング2枚、キャンディーゲス(ジャーの中に入っているキャンディなどがいくつ入っているかを推測して、一番近かった人がもらえるゲーム)1枚、というもの。せっかく用意したスパイダーウェブはテーブルが足りなくてできなかった。ちなみに、パンプキン30個は近くのスーパーに寄付してもらい、他にも父兄がいくつかもってきてくれたみたい。ビーズもすべて寄付。私も15ドルするセットをクーポンで10ドルくらいでかって寄付したが、思いがけずビースの寄付が多くてそれはまったく使わなかった。
我が娘は最初にジュエリーメイキングをして、次にサンドアート、キャンディ、までやって、ゲームに行った。近くで見えるので安心。その後ポップコーンを買いに行って、チケットはなくなった。その時点で、景品のチケットが溜まっていたので、欲しかったパンプキンスクィーズがもらえて喜んでいた。最初に20枚チケットを買っていたが、残り一枚になってしまった。そこで、お化け屋敷の存在に気づき、行きたいという。私も、お化け屋敷への熱の入れように気づいていたので、3枚追加でチケットを買い、4枚でお化け屋敷に入ることにする。
大きい子用ラインと小さい子用ラインに分かれていて、何人か入るたびに、どっちかを大きな声で中に伝えているので、怖さを変えているのだと思う。途中で、同じクラスのお友達が一緒に行くとやってきたが、扉の隙間から見える暗さに、やっぱりやめると去っていってしまった。娘は一人でも行くというので、列に並び続けたら、娘の前に入っていった小さい子グループが号泣しながらでてきた。しかしそれでも行くというので一人で行かせることにして、娘の番になった。しかも後ろにも誰もおらず1人で入ることに。しかし、チケットを受け取る係の人がPTAの人で、私がずっとボランティアで手伝っているのを分かっていたせいか、一緒に私も入れてくれた。
お化け屋敷は中に何個もキャノピー(テント)をたてて、その中をそれぞれ怖く飾り付けてる感じ。すっごく怖いわけでもないが、小さい子は暗い所が嫌いな子も多いので、大泣きするのはわかる気がする。最後にキャンディをもらって終了。30秒くらいだった。
そしてまだ時間を持て余してしまったので、更に追加で7枚チケットを買い、パンプキンペインティングと、かき氷、私はコーンを食べてまつりは終わった。
次の日に補習校があるので、最後までおらずに帰ったが、あとから聞いたところに寄るとほとんどの父兄が片付けを手伝ってくれず、大変だったらしい。月曜日に片付けを手伝いに行ったら、私を含めてきていたのは3人だけ。それで12時まで片付けを手伝った。前の学校に比べて、父兄の関わりが薄い気がする。無関心というか。
ピアスは18個売れた。90ドルの売上に貢献した。残ったのは欲しい人にもらってもらうことにした。3ドルなりの材料で作ったので、自分で売りたくないなーと思って。
片付けはまだまだ残っていて、少しずつ片付けて行けばいいらしい。私はその辺、ちょっと早くしたいと思って苛ついてしまうんだけど。ピアレンツセンターにずっと陣取っている大量の荷物が消えるのはいつだろう。。。