今日から始まったオーケストラ。オーケストラと言っても、まとまった学年で別々に練習するので、全員が集まることはない。今は、1年生の6人で始まるはずだったが、2人増えて8人になっていた。しかし増えた2人は楽器はないので、座って話を聞くだけ。楽器は事前にオーダーしておいたが、娘は一番小さなバイオリンにした。1年生の中でこの一番小さなバイオリンの子は3人だけ。
一人に一冊ずつ、教本が配られていて、まずは楽器の部位の名称から習う。娘は英語がまだほとんど読めないので、ほとんど答えられない。しかし、さすがプロ。騒ぐ子たちをうまく誘導して練習させていく。娘は私がいると、日本語を使ってしまうので、私がいないほうがいいのかもなとも思ったりした。
名称の説明の後に、それぞれの楽器を開け、持ち方、触ったらいけない所、休みのポジションなどなど、習っていく。そして弦を逆向きに左肩において動かす練習、あごの下にバイオリンを置く練習、そしてようやく音をだす。
まずは弦を指で弾く(Pizzicato)をならう。うまくできない娘。指の力が弱いのか。そして一番細い線(E線)だけを弾こう、とついに弦で弾く。それがMy First Song.
私は10年以上、ピアノを習っていたはずなのに、楽譜をみてすぐに何の音だかわからなくてショック。バイオリンで聞くとソに聴こえるし。
しかし最初から音が出て、夏の間に、日本で私が最終処分市で買ったバイオリンを二人で弾いたがまったく音が出なかったのは、あのバイオリンがやっぱりいまいちだったんだね、という結論になった。
音が出たので楽しくなった娘。自分で大事に車まで運び、シートベルトをつけて車にのせ、家に帰ってもすぐに開けて練習していた。楽しくできたなら良かった。自分でやりたいと言ったくせに、ずっと「私に上手にできるはずないよ」と後ろ向きな発言を繰り返していたので、私もみていて嬉しかった。
