Interventionと謎の粉にハマる幼稚園児たち | アメリカ→日本の転校

アメリカ→日本の転校

2013年LA生まれの娘
2018年8月〜地元のキンダー
2019年8月〜マグネット校の1年生
アメリカの学校の知らないこと、驚いたことを書き綴っていましたが、2021年7月、日本に本帰国しました。
これからはアメリカ→日本の転校について書いていきます。

娘のキンダーで少し前から、Interventionが始まった。アフタースクールプログラムの時間に合わせて、毎日一時間、対象の子どもたちが別室に連れて行かれて、勉強して遅れを取り戻す。

interventionを辞書で引くと「間に入ること、介在、調停、仲裁、干渉」という意味が最初にでてくるが、日本語WordNet(英和)での「intervention」の意味の最初にでてくる、「状況を改善するために提供される世話」というのがこのケースには一番近いと思う。補習?って思ったけど、その意味はなかった。

 

娘のクラスメートも数人、その列に加わって教室に行っているのを見ていた。隣のクラスのOも手紙が入っていたとママのSが言っていた。Oは行かないと最初は言っていたが、同じクラスの仲良しの子が行っているのをみて、遊びだと思って開始から少し遅れて参加し始めた。

 

Sと話をしていて、ネイティブのOに手紙が来て、ダメダメなうちの娘に手紙が来ないのはオカシイと思っていたのだが、校長コーヒーの時にSが質問したら、同じくらいのレベルの子たちを集めてのinterventionだとのことで、またそのうち、Yにも手紙がくるんじゃない?と話していた。

 

しかし今年度も残すところ2ヶ月。今日先生にどういうことなのか、聞いてみた。そしたら、今回のinterventionは、成績でいい方から順番にGreen,Yyellow, Redとあるグループのうち、Yellowのトップグループの子たちをGreenにするためのinterventionで、うちの娘は一番下のRedなのでその対象ではないとのこと。少人数のグループを底上げするのが目的のinterventionであった。チ~ン。

 

また別の話。最近(といってもずいぶん前から)娘のお弁当箱の中身が残ったまま、スパイスにまみれていることがよくあった。娘が言うには、仲良しのJがいつもかけるの〜という。

 

その名も Tajin。タヒンと読む。

見た目辛そうだが、実は酸っぱい。ちょっとだけぴりっとする。よくヒスパニックの人がやっているフルーツスタンドでフルーツを買うと、かかってるやつ。買ったことないけど。

 

娘は最初、嫌がっていたが、そのうちにくせになったようで、しきりにタヒン買って〜というようになった。手のひらサイズのボトルがRalphsで60セントくらいで売っていたので、買ってあげたら大喜び。お弁当に忍ばせて持っていくようになった。

 

学校が終わった後も、クラスメートに「タヒンいる〜?」と聞くと、皆「いるいる〜!」手のひらにのせてあげると皆それを少しずつなめる。謎の粉にハマる5才児たち。今年の日本への帰省のお土産はコレに決まり、と心の中で思っている。