100 Days Smarter と 消防車を呼ぶ権限 | アメリカ→日本の転校

アメリカ→日本の転校

2013年LA生まれの娘
2018年8月〜地元のキンダー
2019年8月〜マグネット校の1年生
アメリカの学校の知らないこと、驚いたことを書き綴っていましたが、2021年7月、日本に本帰国しました。
これからはアメリカ→日本の転校について書いていきます。

いつもお迎えの時、キンダーの出口に行くと、先生が顔を確認して一人ひとり出してくれるのだけど、今日は出してくれると同時に手招きされて、少し話があると言われてしまった。

 

なんてこと〜!呼び出しなんて初!と思って待っている間に娘Yが説明するところによると「今日ね〜実は、出ようとした時に、どうしても椅子が動かなくてくて、えいっえいってやっても動かなくて、そしたら足が滑ってどーんてなった」だそう。まるで意味がわからない。

 

そして生徒たちを送り出した後、先生の説明に寄ると、

「コンピューターの部屋に行っていて、教室に帰る時に、誰かが「頭がつっかえてる!」と言いだして、何かと思ったら、Yが椅子の隙間に頭が挟まってとれずにいた。とろうとしたけどいたがるので、校長を呼んで、それはなんでかって言うと最終的に消防車を呼ぶ権限は校長にあるので、もうひとりと二人で協力して、助け出せたけど。たぶん、Yは体が小さいので、正座して椅子に乗っていて、そのまま足から出ようとして頭が挟まったのではないか?」とのこと。一応報告と体に傷がないかなど確認してね、とのことでした。

 

そういう注釈がつくと先程の言葉も理解できるなと。しかし、Yは正座はしてなかったらしい。先生も安全のため、背中を椅子の背にくっつけて座るように指導しているそうな。家に帰ってもう一度よくよく聞くと、椅子の手すりの部分の輪っかに挟まったみたい。

 

それにしても、大事に至らなくて本当によかった。そして、消防車を呼ぶことにならなくてよかった。

私の知識では、救急車を呼んでも、連れて行ってもらわなければ支払いは発生しないと聞いているが(しかし本当かどうかはわからない)、消防車の場合はどうなんだろう?消防車って実際には到着してその場で作業することが多い気がする。その場合、消防署はワンブロック隣だけども、いくら発生するのかしら?と恐れおののいたけど、でも、大事に至る可能性があるなら、遠慮なく迅速に呼んでくださいって言っておこうと思った出来事だった。今回は校長がすぐに対応してくれたから良かったけど、いない場合とか捕まらないときとか、どうなるのかしら?担任の先生でも消防車、救急車を呼べるようにして欲しいけど、高額だし呼んでほしくない親もいるだろうから、勝手に決められないのだろうなと想像するけど。

 

そしてそんな日に、「100 Days Smarter!」のかぶりものをかぶって出てきた娘。どうやら今日がキンダー入学100日目だったらしい。皆がかぶっていた。調べてみたら100日分賢くなったってことなのね。あまりピンとこず、アパートの管理人さんとすれ違った時にお祝いの言葉をもらって初めて知った。