前回の「主訴の確定」に続いて書きます。
第3に重要なことは、課題の確定と方策
の実行である。
課題の確定については、具体化すること
が肝心であり、相談者から語られること
が重要であるし、カウンセラーの見立て
を押し付けないことにも留意しなければ
ならない。
失敗の要素には、自分の考えで「課題」
を決める(大概の場合は「主訴」の間違
った把握から起こる)や方策の実行に進
むことを焦る。(課題をきちんと確認す
ることなく断定してその解決のための方
策の実行をくどくどと説明するなど)
更には、方策の実行への支援がキャリア
カウンセリングには必要になる。
ここでの留意点は、一方的なサジェッシ
ョンにしないことや主訴→課題の明確化
→解決策という流れを大事にすることが
ある。
ここまで、順調に進めばカウンセリング
は完遂に近づく。
試験では、合格ラインに近づく訳だ。