過去のブログより。
キャリア開発は人生の大きなテーマのひとつ。
過去に自分のキャリア開発に本格的に行き詰
った時があった。
その時に、自分としてできる限り時間の余裕
を許そう、と考えて毎日、近くの図書館に通
ったことがある。
その時間の中で、自分の進路に影響があるジ
ャンルの本を読み漁った。
そのジャンルの最大のものが「カウンセリン
グ」関連の本であった。
多くは河合隼雄さんの著書であり、心理学系
の本であり、少し経路の違うものとしてはコ
ーチングの関連の本であったりした。
そして國分康孝さんの本、キャリアカウンセ
リング関連の木村周さんの本や金井壽宏さん
の本などを読み漁った。
こうして日々を送ったが明確な方向性は見い
だせずにただ時間だけがいたずらに過ぎた。
この状態を抜け出すきっかけの大きなものが
キャリアカウンセラー資格取得講座への通学
だった。
そして、一端遠ざかっていたカウンセラー業
務に再び就き中高年を中心とした就職支援が
再び始まった。
人生、上手くしたもので「捨てる神あれば拾
う神あり」なのだ。
自助努力を忘れなければ、どんなどん底も抜
け出せる。
ホームレスと一線を隔していれば、自分らし
い生き方を見出すことが可能なのだ。
大いなる迷いの時間を自分に許すことも時に
は必要なのだ。
時に人は立ち止まって考える。
後退の幅が、前進のバネに変わる。