2004年にある機関が、行った若者への
インタビュー調査の結果より。
若者を理解するキーワードとして以下の5
つがあるという。
・刹那を生きるタイプ
学業不振や遅刻・欠席が多く、家庭背景
が厳しい。
将来への希望をほとんど語らない。
・機会を待つタイプ
労働力需要が落ち込んでいる状況が生ん
だ移行困難者。
地方の定住者に多く、都市への移動の気
持ちがない。
・つながりを失うタイプ
人間関係でつまずきがあり、学校から離
れることで人間関係を難しくする。
・立ちすくむタイプ
高等教育卒業者に多くみられ、キャリア
選択の課題につきあたって立ちすくむ。
・自信を失うタイプ
心身ともに疲れた状態にあった早期離職
者でなかなか就職活動に入れない。
そして、第一と第二は低学歴層に、第四と
第五は高学歴層に起こりがちだという。
第二と第四のタイプには、キャリアカウン
セリングが効果的なように思われる。