働くとは生活の糧を得る手段であるだけでは
なく、自分を磨くことであり、自分の人生と
仕事を別々にとらえるのはおかしいと考える
べきだ。
働くことは収入を得ることだけには留まらな
い。
確かに、生きていくためには収入なしにはい
られない。
しかし、かなり特殊な例ではあるが、過去の
芸術家などには自分が無収入でパトロンや親
族が生活を支えて、ようやく生きていたよう
な例も多い。
また、現代でも宗教関係には、托鉢などの、
所謂、寄付のみで生きているようなものもあ
る。
つまり、働くということは、食っていくこと
のはるかに高い次元にあるものと考える。
そう考えれば、欧米人の寄付の習慣の根源に
あるものにも気づくはずだ。
これは、一生をかけて証明される。
ライフワークとは、そのようなものであろう。