カウンセリングの技法は受容から質問の仕方
までのごく基本的なものに加えて以下のよう
なものがある。
1.対決(confrontation)
挑戦しながらの支持
●人が言ってることと、していることとの不
一致、人々の考えや願望と現実的な状況との
間の不一致を見つけ、非判定的な準拠枠によ
って、これらの不一致をフィードバックする
こと。
対決の例
●あなたは常に時間通りに起きて仕事に行く
と言っていますが、一度も実際にそうしてい
ませんね。
●あなたは奥さんを愛していると言い続けて
いますが、いつも些細なことで口論していま
すね。
2.自己開示(self-disclosure)
親しみのもてるコミュニケーション作り
●カウンセラー自身の個人的な感じ方や経験
をクライエントと分かち合うこと。
自己開示の例
●あなたが希望通りの仕事に就けたことをと
ても嬉しく思います。
●私もあなたと同じような気持ちになったこ
とがあります。
これらのことは、基礎知識として知っておい
たほうがよい。
自己開示は、意識的にでも行うべきと昔聞い
た。