世に湧き出るアイデアは数限りなく存在する。
自分が考えつくアイデアの量も多分、相当な
ものだ。
であるならば、その豊富に湧き出るものは将
来の起業や事業の創出に何故結びつかないの
であろうか。
それは、アイデアは豊富に湧き出るが、すぐ
に忘れ去るものだからだ。
であるから、手帳やメモ帳が貴重なのだ。
それらの活用で記憶に残り、思考が継続する。
実は、この思考の継続が重要なのだ。
企画力の第三歩目は「目論見」ということ。
世に通用しそうなアイデアが確認されたら、
「目論見書」を作ってみる。
企業内で企画書を欠いたことがある人には、
かなり簡単であろうが、全く経験のない人は
、これについて学ぶことだ。
一般的には、趣旨、時期、場所、どんな事業
を、方法、売り上げ規模、かかる費用、収支
(単年度、三年間、五年間など)を具体的に
書いてみる。
この段階に時間をさく事が、成功に近づく秘
訣だ。
この後に、考え得る楽観的な見込と悲観的な
見込と中間的なもののA、B、Cの比較案を
作成し比較検討しやすいようにする。
これは、組織内では上層部の判断を助けるた
めの準備をしておくことであり、企業社会で
は状態化しているので必ずのように必要とさ
れる訳だ。
第四歩目は、この比較表作りといえよう。