成熟した経済ではなるべく無駄のない生活が
望まれる。
限界あるエネルギーの活用のためにも。
世の中は効率的なシステムの開発に向かって
突き進んでいてAIの活用で最も進むのが、こ
うした効率化、省人化されたシステムの構築
であろう。
大昔に、アメリカに研修旅行に行った時に、
冷凍食品のコンピューター管理されたほぼ無
人の冷凍倉庫を見た。
考えてみれば、現代の日本の倉庫業や物流業
のシステム化は、そういう先例をかなり遅れ
て追いかけているものに違いない。
そして、余談になるが先日見たテレビで紹介
された中国の「火鍋や」の無人調理システム
の調理品の在庫管理システムは、昔見た無人
の冷凍倉庫に酷似していた。
一方、無駄の排除は近年の「断捨離」「ミニマ
リスト」の流行になって表面化した。
それ以前から進んでいた、リサイクルやリフ
ォームに加え、近年ではさまざまなものの「
シェア」事業が日常化してきた。
これらの展開は、効率化や無駄の排除を大幅
に進める。
限界ある資源やエネルギーの活用のためには
、この展開は不可欠であろう。
こうした効率化の風潮の中で人間は「創造的」
になれば良いという。
機械による効率化と対立する創造の調和する未
来を想像しづらいのは私だけであろうか。