理想のインターンシップとは | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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インターンシップ参加者(学生)にとって、

仕事や職場のリアリティーを体験し、その仕

事、組織が自分に本当に合っているかどうか

を見極めるには、それ相当な時間が必要にな

る。

また、本格的なインターンシップの実施には

各生徒の希望の職業の体験が可能な企業のバ

リエーションが必要になるはずだ。

ドイツにおける「臭いかぎ」と嘲笑されてい

る、ごく短期間の就業体験のごときものは、

無いよりは良いか、という程度のものと考え

たほうがよい。

昔、訪問した企業では、応募前の会社訪問の

必要性を力説された。

その理由は、大手企業で人材は集まりやすい

のだが、選りに選って決定した優秀な生徒が

工場に配属されて、1週間程度で退職した、

その原因は、その生徒が工場のインクの臭い

に耐えきれなかったことだった、という。

事前の見学で防げたに違いない、ということ

を真剣に語られた。

「臭いかぎ」ではない、実際の職場での体験

がミスマッチを防ぎ、就業に結び付けるイン

ターンシップが、現在切望されている。