勇気を与えられるということ Ⅲ | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

長年、仕事を続けてくると成功する喜びも味

わうが、失敗してガッカリしたり嘆いたりす

ることも多いのが現実だ。

自分の思い描くことが成就できずにもがいて

いる時に他人からの援助を気持ちや言葉で貰

って、ピンチを脱出したことも数知れない。

自分のつたない経験の中で選択に迷っていた

時に先輩に相談したことがある。

その時、先輩が言った「俺もその仕事をやり

たいぐらいだ」という言葉は忘れられない。

この言葉で、どっちつかずだった気持ちは、

はっきりとやってみようという風に変わった。

これは、言葉の持つ影響力の大きさを示す。

前に書いた、「就活中に良く聞いた歌」には

詞の中に人に勇気を与える言葉が多く含ま

ている。

これも、言葉の持つ影響力の大きさを示す。

我々、カウンセラーは、この言葉の影響力と

いうものをしっかり認識しておく必要がある。

また、言葉により勇気を与えることも重視し

ていなければならない。

 

 

昔は、カウンセリングの間に相談者に泣かれ

たことが、時々あった。

どこかの「言葉」が相談者の琴線に触れたこ

とで、相談者が感極まっての事であったと、

今は思う。

多分、相手を慮ったり、思いやったりという

感情の発露の言葉が自然に発せられた時に、

こういうことが起きていたと思われる。