一昔前、一人世帯といえば「独身貴族」を楽
しむ若い世代が目立ったが、最近では一人暮
らしの高齢者や非正規労働者も少なくないと
いわれている。
「老後難民」と言われる人々の増加が危惧さ
れている。
一説によれば、約200万人の高齢者が破産
状況にあるといわれている。
これは、高齢者の16人に一人の水準だ。
この状況に陥る人に共通の特徴は次の4つと
いわれている。
・家族や友人に相談することができない
・国や制度に頼ることを恥ずかしいと感じる
・年金以外に収入を確保できる手段がない
・老後資金の必要額を把握していない
二番目は、もし破産状況になった時は、速や
かに窓口に出向き手続きをすることだ。
セイフティネットを信じることだ。
三番目も健康であれば仕事を見つけることも
可能だが、そうとばかりも言えまい。
四番目は、国や政府の試算がブレている中、
こうしたことの検討も困難ではある。
私見だが、必要額はやり方でいかようにも変
わる。
毎月のレベルで衣食住が満たされているのが
基本で、交際費や教養費などは極力減らせば
良いのではなかろうか。
また、難民化することが予測された場合は、
健康なうちは何か出来る仕事を見つけること
だ。