企業のニーズ(例えば事務職に求める素質や
性格や適性)を知らずに、自分本位なアピー
ルをしても売れないのはマーケティングと同
様で、ニーズの把握が重要ということだ。
職種によって企業のニーズは異なる、自身の
アピールポイントを適合するように変換する
必要は高い。
特に、中高年の場合には、長い職業経験を持
つ人は多く、その職業生活で様々な職種で仕
事をしたこともありそうだ。
そこで、その多くの経験職種から企業のニー
ズに合致する部分を抜き出して応募書類や面
接でアピールするとよい。
そして、できうる限り自分の職業能力と企業
のニーズの一致度を伝え、そこで自分が約束
できる成果を具体的に伝える。
このことで、企業側の望むことの実現可能性
をしっかり伝えることができる。
であるから、このことの実現のない書類や面
接は失敗に繋がる。
失敗しようと思えば、自分勝手にアピールポ
イントを並べ立てたものを出せばよいのだ。
基本的にコミュニケーション能力がないとの
判断によりNGとなるであろう。
これは、起業でも同じだ。
顧客のニーズを知らずに、勝手にものを作り
売れないと嘆いても仕方がない。
試行錯誤の末にウケルことも、ある適度は覚
悟しておかなければならない。
それは即ち、顧客ニーズに合致したもののみ
が成功するということなのだ。
この裏返しが、企業ニーズに合致したことの
みをアピールするということ、と考える。