人生の落後者の多くは、あきらめた時に自分
がどれだけ成功に近づいていたかに気づかな
かった人たちだ。
この言葉は「粘り強さ」の重要性に気付かせ
てくれる。
確かに、何かに向かって努力している時に、
ともすると何もかも投げ出したくなることは
しばしば訪れる。
例えば、我々の組織も3年前に完全な停滞期
を迎えた。
そして、主要メンバーから解散の勧めを受け
た。
その時は、私自身も相当な限界期にあり、そ
の言葉を受け入れそうになったことは一度や
二度ではない。
しかし、活動休止の後は(休んで休養してか
らは)、諦めきれない自分しか見えなかった。
従って、前記のメンバーの言葉は無視して徐
々に活動し始めた。
この活動の再開始無くして、現在の活動も組
織もあり得ない。
そして、我々の組織への社会的認知や応援な
ど有りようもない。
落後する組織にならなかったのは、少しずつ
行動の範囲を広め(極地道に)、思いつきを
着実に形にしていったからに他ならない。
成功に近づくという信念を捨てなかったから
に他ならない。