アドラーの言葉 6 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

アドラーの言葉に次のようなものがある。

 

誰かが始めなくてはならない。見返りが一切

なくても、誰も認めてくれなくても、あなた

から始めるのだ。

 

この言葉は「自主性」の重要性をはっきり示

している。

傍観者が満ち溢れ、誰もが責任を問われて生

きなければならないのに、責任を取ろうとし

ない。

そんな社会に警告を発する名言だと思う。

そして「見返りが一切なくて」苦しんでいる

人々を勇気づける言葉として重要だ。

社会にはこうした「誰か」が多く出現しなけ

ればならない。そして「あなた」もすぐに「

始める」ことだ。

 

 

我々は、このような考えのもとに8年ほど前

に活動を始めた。

しかし、当初は始めたメンバー間の意思疎通

が希薄で、それぞれの思惑も異なっていた。

ボランティアで社会貢献という、現在のスタ

イルが確立したのは、ここ3年くらいの時期

だった。

それまでは、寄付を投資と勘違いしたものや

この活動に利益を求めるもの、孤立を仲間を

得ることで解消したいものなどが数多く存在

していたように思う。

今は、組織の存在意義や活動目的にメンバー

間の齟齬はない。

従って、活動は極めて円滑に進んでいる。