某大国の某大統領が、最近メキシコ国境を越
えて不法入国する人間の足を撃てと放言した
と聞く。
周りの閣僚も唖然としたと報じられた。
この人物は、こうした訳の分からない言動を
しばしばする。
だが、こうした人物は我が国にも多い。
「子供を産まない方が問題だ。」や「(セクハ
ラをしたと)言われている人の立場も考えて、
やらないかん。」などは序の口で、過去のナチ
ス政権を引き合いに「手口を学んだらどうか。
」と言って国内外から批判にあった某大臣な
ど。
こうした、常識や良識を外れた言動がまかり
通る時代は果たして幸福な時代なのか。
一国を代表するような人物が常識外の放言を
繰り返し、それがまかり通っている。
何が、そうさせるのか。
この原因をよく考えてみることだ。
モラルや常識が影をひそめる時代は、過去に
は危険な時代の始まりだったはずだ。
よく見ておかなければならない、間違いを許
さない目を大事にしなければならない。