たまに自分が応募したいものには同時に10
数社に応募する若者がいる。
大概は準備に不足があり成功しない。
それは職業理解が不足しがちだったり企業研
究が不足しがちだからだ。
自分の強みが全ての相手に通用するとは限ら
ないからだ。
例えば、決算業務や銀行折衝までが可能なベ
テラン経理マンを求めている企業に、現金、
預金の管理、 仕訳と帳簿への記録、仕入計上
、買掛金管理と支払、領収書、請求書の発行、
在庫管理などの幅広い経理のスキルだけを訴
えても通用しがたい。(まだ不足がある)
これは、ニーズとシーズが不一致だから起こ
る。
当然、相手企業のニーズの把握は重要だ。
では、このニーズの把握はどう行うか?
求人情報の他に情報を集め分析することだ。
企業を知っている人を探す、ネットで調べる
、企業情報専門誌から情報を得る。
ここは、あらゆるソースから調べてみる。
それと、この仕事に精通している人の話を聞
くのも有効だ。
少なくとも、この仕事の企業規模別の要求さ
れるスキルの内容くらいは分かりそうなもの
だ。
それを元に、本等で調べて裏付けていく。
自分だけで判断できない時は、他人に聞くこ
とだ。