カッコイイ先輩になるための条件は沢山ある
であろう。
例えば、潤沢に使える小遣いがあり、気前よ
くおごってくれるとか、いろいろな知人、友
人がいて人脈が豊富とか。
その中で2つか3つに絞るとしたら、どうな
るのか考えたことがあるであろうか。
最近になって、このことを偶に考える。
この条件に反する人間も数多く(いやという
ほど)見てきた。
大勢に迎合し、自分のビジョンを示すことな
く単におとなしく過ごすだけの上司や先輩だ
らけの世界に長く身を置いてきた。
だから、共感できる先輩は余り多くはない。
むしろ、多すぎる反面教師に辟易しながら時
を過ごしてきた。
ただ、現在は何にも依存しない無頼的な組織
で活動をしているために、全く前記のような
辟易をすることなく過ごせている。
周りの方々に感謝するのみである。
ただ、組織に属して仕事をしている人達には
くれぐれもお願いしたいのは、カッコワルイ
先輩にだけはなるな、ということだ。
そうした、カッコワルイ先輩を見て仕事をし
ている人々には同情するが、決して追従する
なと言いたい。
世のため人のためをすっかり忘れて、自己の
利得に奔走するようなつまらない存在にだけ
はならないで欲しい。