若年者の就職支援のポイントの一つはかなり
の比率で「方向性が定まっていない」「自分
のやりたいことが見つけられない」「目標な
んか持っていない」というタイプが存在する
ことを踏まえたカウンセリングを行う必要が
高いということだ。
そして、求職活動のマニュアル本等に良く見
受けられる「自己理解」「自己分析」が出来
ないことで、自信喪失する学生が多いのも、
良く聞かれることである。
そうしたことで、自分自身を否定的にとらえ
てしまわぬように導く必要性も高い。
前回書いた、自己分析法に次いで書くとすれ
ば、更なる自己分析のテストとインタビュー
の別の方法のことになる。
自己分析の別のアセスメントとして「ジョハ
リの窓」というものがある。
これはグループで何かのテーマについて話し
合い、その時の状況をお互いに評価しあうこ
とで自己評価以外に他者評価を得るという内
容のものだ。
自己評価以外に他者評価を得ることで自分が
気づかない自分の性格などが掴める場合が多
い。
また、インタビューの中で自分のことは勿論
だが、更に性格や能力に対して、他者が普段
どう言っているかを聞いてみるとテストなど
で分かったことやインタビューで分かったこ
との信憑性を図ることが出来る。