私が就職活動に成功した理由 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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浪人の年数が多く、他の人よりもハンデ

が多かった私は就活準備にいち早く取り

組むことにした。

学校の様々な援助(就職対象者のテスト

やイベント)を活用しながら、当時の就

職課に良く相談に行くようにした。

そして、いろいろな戦術を使いながら活

動した。

就活ノート、積極的なイベント参加、相

談場所の活用などの戦術を活用した。

そして行動を徹底的に行うことにして、

説明会の参加、会社訪問、電話による打

診を中心に活発に滑動した。

その活動期間には成功もあれば、失敗も

あった。

例えば、失敗の例として、ある企業への

企業訪問を挙げてみたい。

金融も一方向として考えていた私は信託

銀行にも手を伸ばした。

ある信託銀行の会社訪問の例。

人事の方とコンタクトがとれ、企業に出

向いた私は1次面接の前の前的な面談に

臨んだ。

当時、30代の人事係長的な人が面談相

手の1対1のものだった。

通り一遍の会社説明の後に、面接の質問

のようなものが聞かれ始めた。

普通の質問から徐々に色濃い内容になり

、浪人年数が多いことに対する質問にな

り、「年下の上司や同僚に対して上手く

対処できるか」という点をしつっこく突

っ込まれた。

最初は「能力のある人には敬意をもって

接します」的に優等生な対応をしていた。

しかし、そこのみに何度も波状的に繰り

返される質問に悪意を感じた私は、この

会社には入らないと決めた。

そこで、「上司が年上だろうが、年下だ

ろうが自分が評価できる人は評価するが

、その評価は年に関わらずすると思う」

と本音をぶつけた。

途端に相手の態度が変わり、いたく事務

的になり、今後の連絡方法を説明され短

時間で終わった。

当然、相手からの連絡は全くなかった。

今でも、その時の自分の決断は間違いな

かったと思っている。

もし結果的に、その会社に入社しても常

に自分のハンデを気にしていなければな

らなかったとしたら、思い切った仕事は

出来ず、肩身の狭い会社員生活を強いら

れた筈だ。

したがって、そんな会社には行かなくて

良かったのである。

しかし、前に進まなかったという意味で

は失敗だった、といえる。

こういう失敗に学びながら、就活巧者に

なっていった訳だ。