劉暁波氏の死に憤りを覚える。
死の報道はかの国ではどの程度なされたのか。
自由な言論の弾圧、文化大革命の時のようと
も言われる人権派への締め付け、今も続く拘
束。
自由、平等、博愛・・・嗚呼。
また、最近の香港の自由への戦いは、延々と
続いて止む気配もない。
この、戦いを継続している人々の意志の力に
驚嘆する。
今の日本で、同様の意志の継続が可能であろ
うか。
実に疑問なところだ。
学生時代に、学生運動の波に洗われ、抵抗の
姿が日常的に自分の傍らにあった我々の世代
は基本的に言論の自由を信ずるものばかりだ
と考える。
しかし、平和の中で戦いの意志をなくしつつ
あるであろう世代での抵抗への意志は生き続
けているであろうか。
香港の実情をどんな目で見ているのか。
言論の封殺をどんな目で観ているのであろう
か。