創造的な人生に手遅れはない。問題は、その
創造的なことにいつ目覚めるかだ。
リタイアの後、その数年後、高齢者になって
かなりたってから、仕事に就いている最中に
突然、きっかけさえあれば、いつでも創造性
には目覚めるものだ。
これがいきいきと生きるための秘訣らしい。
ただし、快楽追求のためにだけやっているこ
とには創造性は余りないであろう。
リタイアの後にも創造性に富んだ生活をし若
々しく生きる必要は高い。
リンダ・グラットンのライフシフトにある、
ステージとエイジのかい離に、このことは示
されている。
過去の慣例の中高年=引退は現代では別のス
テージでの生き方に変化していることが紹介
されている。
ゆとりを持った遊びは重要だが、単なる個人
的な満足だけの遊びや遊びのようなものには
、学びもなければ充電もない。
こんなものためだけに、費やす時間には何の
価値もない。
やはり、社会的な活動などで充実した時間を
持ちたいものだ。
いずれにしても、無価値なことに費やす時間
は浪費というものだ。
いくら人生100年といえども若年者に比し
て中高年の人生の残り時間は限られている。
時間の浪費をしている余裕は、残念ながらな
いと思われる。