人生の中での総労働時間は40年勤務とする
と10万時間と言われています。
一方、退職後の20年間の自由時間はほぼ同
じとも言われています。
とすると退職後の自由時間の過ごし方はおお
いに大切にしなければならないのではないで
しょうか。
ただ趣味や暇つぶしですごすのも結構ですが
終活までの時間は有り余るでしょう。
そこで社会に何らかの形で貢献したり、参加
したりする必要があります。
そこで余り資金を必要としない活動のしかた
を考えてみました。
まず、ボランティア活動です。自身で可能な
ものを月1回でも続けることです。
知り合いに図書館のボランティアを数十年続
けている人がいます。こういう人は自分の生
きがいの見つけ方を知っているので、いつま
でも老けません。
次に社会貢献の団体への参加です。
これは多少の資金を必要とします。しかし、
人間は趣味の世界であっても費用を必要とし
ます。その一部を社会貢献のNPOなどに費
やしてみるのも悪くはないと私は考えます。
もう一つの方法はアルバイト収入を得ながら
自分の特技を活かす方法です。
長年の人生経験で培った仕事上のスキルや趣
味のスキルを活かすものであれば何でも良い
と考えます。
自分の行ってきたことの集大成を何かの形で
行うことが中高年に許されるならば、それは
限られた人々にのみあり得る幸運であろうと
、思われます。
そういう機会に恵まれたならば、その活動は
全力で続けるべきです。
その能力が社会で活用されるならば、活動し
ている人々とその活動の恩恵を受ける人々の
双方の利益に繋がることが分かっているから
です。