先日、どこかで見かけたものが上記のテーマ
の文章だった。
定年後に行うべきこととして次の二つを推奨
していた。
・街に出よう
・思い出と戦わない
以下に二つの事について記してみる。
・思い出と戦わない
これは、過去の栄光を忘れて、今の自分がど
う豊かに生きるかを考えるということ。(ど
う暇つぶしをするか)
確かに思い出に浸っていては、次の展開は無
いだろう。
また、過去の栄光は自分の中では、多分いつ
までも色あせないが、他人から見れば老人の
昔話ほど迷惑で退屈なものはない筈だ。
ある知人が飲み屋で都内に座った人とすぐに
仲良くなって話すが、その人が過去に属した
組織や役職の自慢話を始めるとくってかかっ
ていた、と言っていたのを思い出した。
つまり、過去の栄光に酔う人間は肯定しない
し、今、現在、何をしようとしているかしか
問わないという精神が横溢した言葉だと今で
も思う。
今を生きている人達は一様に「若々しい」し
、目に力があることが多い。
過去のみに生きて、毎日が暇な人には決まっ
て倦怠感と怠惰さのみが感ぜられる。
こんなことにならぬように、いろいろなもの
に対する興味を持って、暇にならないことだ。