昔、読んだものに書いてあったことです。
キャリアカウンセラーが語る、悩みの本質を
解決するための5つの視点は以下の5つとい
うこと。
①自己理解不足
②仕事(置かれている環境)への理解
③誤った思い込み
④あまりにもネガティブな思考
⑤確認・行動不足
これらは、いずれも重要な視点です。
ひとつづつ解説してみたいと思います。
五番目に、確認・行動不足です。
確認不足は余り良く分からないのですが、
行動不足はかなりあることと感じます。
特に中高年の場合にはよくあるケースでは
ないかと考えます。
過去に、再就職支援の仕事に就いていた時
のことですが、中高年の人達の特徴の一つ
は、長年の勤務の疲れと早期退職による退
職金の上乗せと1年近いことが多い雇用保
険などが起因して退職直後は活動しないと
いう人が多いということです。
カウンセラーとしては早期の活動開始を勧
めるのですが「ゆっくり」してしまう人が
多いのが悩みの種になります。
一方、若年者の場合には、なかなか決断で
きないで行動に移れないというケースも散
見されます。
意志決定ができずに選択に迷ったり、不安
で決定できず答えを先延ばしにするなどの
課題を解決する必要があります。
そのためには適切な意思決定に必要な方法
の行使と、その後に力をしっかり発揮させ
るためにはスモールステップで成功体験を
積み重ねることが必要だと思います。
この面では若年者と中高年に差は無いとも
考えます。