若年の労働人口が減少し続ける状況では、過
去のような人材育成の手法だけでは企業が必
要とする人材の採用、確保、慰留ができなく
なってきました。
いくら金銭面での処遇を改善しても、意欲、
士気、モチベーションは上がらず、将来有望
な人材ほど自らが成長できる場・機会を求め
て退職してしまう事態が生じています。
キャリアの開発支援を通じて、「企業の経営
理念、方針、ビジョン」 と「社員の夢、生
き甲斐、目標」 を幅広く、高い次元で、長
期間にわたって一致させること、そして、企
業と社員が価値観を共有し、連帯感を高め、
二人三脚でともに成長をできる仕組みを作る
ことが必要になってきました。
これにより人材や組織が活性化していきます。
企業にとってキャリア開発支援は、避けて通
ることができない人事管理の課題になってき
た、と言えるでしょう。
企業は旧来に増して人事での課題を多く抱え
る世になってきました。
ダイバーシティマネージメントやキャリア開
発支援など新しい課題への取り組みを進めな
ければならない時代に突入したのです。