私が時々、見ているある人のブログに「本の
紹介」という項があって、いつも興味深く読
んでいます。
その人の読書量は半端ではなく、多分年間に
数百冊のレベルで読んでいるらしく(すべて
熟読かどうかは別にして)、その紹介の項も
良い内容です。
はっきり言えば、どの本も実物を見ていない
ので、評価は出来ないのですが、実際に読ん
だ後の感じが残るので、知識を得る程度の役
割は果たしているのは確かです。
話は変わりますが、相当前に勤務した会社の
知人で学歴は高卒でしたが、周りの高卒の人
達とは一線を隔した人間が居ました。
彼は周りの高卒の人達が全く読書の習慣を持
たないのに比して大変な読書家でした。
ジャンルには偏りがあるのですが、その分野
では最新作を含めて数多くの作家に造詣が深
かったのです。
彼の得意のジャンルはミステリーであり、外
国作家に偏っていたのですが、10数年前の
当時、まだ日本での知名度はそれほど高くな
い作家の本のあらすじを紹介され、読んだ記
憶があります。
そして紹介された本は好き嫌いはともかく、
いずれも高水準の出来栄えのものでした。
前回、書いた「読書の有段者」とは、また別
の種類ですが確かにこの人はセミプロレベル
かそれ以上だと思います。